土屋太鳳 泣いちゃった…笑いと涙の舞台あいさつ NAOTO役作り秘話明かす

 舞台あいさつで涙を浮かべる土屋太鳳=東京・丸の内ピカデリー1(撮影・開出牧)
 笑顔で手を振る(左から)寺門ジモン監督、EXILE NAOTO、土屋太鳳、石黒賢=東京・丸の内ピカデリー1(撮影・開出牧)
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 EXILE NAOTO(37)が21日、都内で、主演映画「フード・ラック!食運」の公開記念あいさつに、監督デビュー作となったダチョウ倶楽部・寺門ジモン(57)、ヒロインの土屋太鳳(25)、石黒賢(54)と登壇した。芸人監督の作品らしく陽気なムードでイベントが進む中、劇中で描かれた親子愛を思い出した土屋が、突然泣き出す“ハプニング”も発生。ボケて、笑って、涙して…感情が激しく往来する展開となった。

 芸能界屈指の食通で知られる、寺門監督のデビュー作。実在の焼き肉屋での食事シーンが多く盛り込まれており、NAOTOは「撮影前、お箸の持ち方に気を付けようと思い、Amazonで矯正してくれるお箸を買いました」と役作り秘話を明かした。

 構想に7年かけて完成させた寺門監督は、「見ました?NAOTO君の全集中、肉ノ型」とニンマリ。劇場版が大ヒットしている「鬼滅の刃」にあやかるように、刀の代わりにトングを構えて、ポーズを決めた。

 25日には58歳の誕生日を迎えるとあって、5・8kgのローストビーフで祝福されて大喜び。

 ハイテンションな寺門監督とは対照的に、親子役のNAOTOとりょう(47)の演技を振り返った土屋は、「泣いちゃう…。よく母が言うんです、『親だからこそ、できないこともある』って」と自身に照らし合わせ、瞳を潤ませた。まさかの涙に、寺門監督は「映画っぽくなってきたよ!!」と満足げだった。

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