中村泰士氏、肝がん公表 10月初めに判明、抗がん剤治療 14日のライブ元気な歌声

中村泰士氏(2018年撮影)
中村泰士氏のFacebook@TaijiNakamuraOfficialより
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 ちあきなおみの「喝采」、細川たかしの「北酒場」「心のこり」、五木ひろしの「そして…めぐり逢い」、桜田淳子の「わたしの青い鳥」など多数のヒット曲を手がけた作曲家で、歌手でもある中村泰士さん(81)が16日、自身のFacebookで、肝がんで治療中であることを公表した。「どうやらお迎えの足音が近づいたようです。『肝臓癌』だそうです」と明かした。

 10月30日から「新薬の治療」を受けており、今月14日にはライブでステージ復帰。「勇気を持って最先端治療を受けさせて頂き生きて!音楽人生最終章を完成させたいと願っています」と持ち前の明るさと気力を文章ににじませている。

 所属事務所によると、中村さんは9月末ごろ体調不良を訴え、10月初旬に大阪市立大学医学部附属病院で検査を受けたところ肝臓に腫瘍があることが判明し、同中旬に入院。退院後の10月30日から抗がん剤による治療を受けた。転移はなく、経過は良好だという。

 11月14日にはビルボードライブ大阪で「G POPナイト!」と題したワンマンライブ2ステージを開催。がん治療開始からわずか1カ月での“復活ライブ”となったが、ギター弾き語りによる「喝采」などヒット曲や、元号が令和に変わったことを記念して作ったという新曲「新時代」、「一本の鉛筆」など14曲を披露し、ファンに元気な歌声を届けた。

 今後は治療を受けながら、歌手活動、創作活動を続けていくという。

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