ご飯論法の上西教授 菅首相答弁をパワハラ社長の言い分に例える

 政治家や官僚の回りくどい答弁を「ご飯論法」で表現した上西充子法政大学教授が14日にツイッターに投稿。日本学術会議が推薦した新会員候補6人の任命を拒否した菅義偉首相の答弁について、パワハラ社長の言い分に例えた。

 上西氏は「6名の任命拒否をした菅首相が日本学術会議について『国民に理解される存在であるべき』と繰り返すのは違和感しかない」と投稿。「手続きを踏まずに人を死刑にしようとして反対されたら『生きるに値する存在なのか』と反論しているようなもの。問題は恣意的な任命拒否にあるのに、相手の問題に責任転嫁する」と指摘した。

 上西は続くツイートで「菅首相は『ご飯論法』の人というより『呪いの言葉』の人だな、と思う。問題は自分の側にあるのに、批判の矛先を相手に向け、世間にもそう思わせる。セクハラやパワハラを行った社長、残業代を適正に払わない社長が、抗議した者に『嫌なら辞めればいい』と言い放つのと同じ」との考えを示した。

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