キンプリ岸&神宮寺 「ドリームボーイズ」ジャニーさん魂に新伝説吹き込む

 King&Princeの岸優太(25)と神宮寺勇太(23)が5日、都内で舞台「ドリームボーイズ」(12月10日~来年1月27日。東京・帝国劇場)の製作発表に出席した。故ジャニー喜多川氏の作・構成・演出で04年に初演され、ボクシングを題材に少年たちの友情を描く人気作。昨年は演出補佐を担当したKinKi Kids・堂本光一(41)が、今公演で正式に演出を務め新たな伝説を創る。年末年始の同作の上演は初で、全44公演もシリーズ最多となる。

 2年連続で座長を務める岸は「新たなドリームボーイズをスペシャルなバージョンとして、素敵な『ドリボ』にしていきたい」と誓った。昨年に続きチャンプ役を演じる神宮寺も、久々の有観客での芝居に「ファンの皆さんと見つめ合いながら舞台に立てるのを楽しみにしています」と声を弾ませた。

 手綱を握るのは光一だ。昨年7月、公演の2カ月前にジャニーさんが死去。故人が生前に温めていたプランを継ぎ、演出補佐として作品に携わった光一は、今年は正式に演出の肩書で参加する。恩師の魂はそのままに、一から新生「ドリボ」の歴史を紡ぐ。

 感染対策と両立させるため、これまで目玉だったフライングなどの演出は検討し直す。その代わりに、役柄の心情面により深く迫ることにこだわる。主催の東宝を通じてコメントを寄せた光一は「演者たちの心の中も見られる作品になるように追求していきたい」と説明。ボクシングのシーンではダンスを組み込むなど斬新な構想も練られている。

 亡き恩師から脈々と伝わるスピリットを、レジェンド舞台人の光一から伝えられることに、岸は「教えてもらうことは、すべてかけがえのない財産。ジャニーさんソウルを受け継いでいきたい」。光一は「世の中の状況がどうなったとしても、今年の作品が『DREAM BOYS』として残り続けていく。そういうものにしなければいけないと自分に課しています」と決意をにじませた。

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