ショーン・コネリーさん 俳優になる前はサッカーに…初代ボンド死去、90歳

 「007シリーズ」の第5作「007は二度死ぬ」主演のショーン・コネリーさんとボンドガールの若林映子=1966年8月、神戸港
 1966年9月、スパイ映画「007は二度死ぬ」の撮影で、東京・蔵前国技館の桟敷席に座るショーン・コネリーさん(中央右)と、ボンドガールの若林映子さん(同左)
 1966年7月、スパイ映画「007は二度死ぬ」のロケで来日、記者会見でボンドガールの浜美枝さん(左)、若林映子さん(右)と写真に納まるショーン・コネリーさん=東京都内のホテル
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 スパイ映画「007」シリーズの初代ジェームズ・ボンドを演じた英俳優ショーン・コネリーさんが亡くなったと英BBC放送が伝えた。90歳だった。BBCによると、ショーン・コネリーさんは1930年8月25日、カトリックの工場労働者とプロテスタントの清掃員との間に、エジンバラのファウンテンブリッジ地域で生まれた。

 コネリーさんの父の家族は19世紀にアイルランドから移住。母はスカイ島のゲール語話者にルーツがある。

 コネリーさんは13歳で学校を去り(=退学)、イギリス海軍に入るまでに、牛乳配達、棺磨き、レンガ運びをした。3年後、胃潰瘍により免役となった。

 コネリーさんは熱心にサッカーに取り組んでいたが、地元の劇場で雑用をしていた際に、サッカー選手のキャリアは潜在的に短く、ステージで活路を見いだす決断をした。1954年には映画「Lilacs in the Spring」にエキストラ出演。その後、007のプロデューサーの妻がコネリーには魅力があることを夫に力説。ボンド役を得ることにつながっていったという。

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