歌手で俳優の杉良太郎（７６）が１４日、都内で、「ＦＩＤＡ　ＪＡＰＡＮ」（日本国際ダンス連盟）の名誉会長就任会見を行った。

　世界初の国際的なダンス連盟で、来年１月に開幕するプロダンスリーグ「Ｄ．ＬＥＡＧＵＥ」では公式ルールを制定したが、厚生労働省と連携して各都道府県に６５歳以上のダンスチームを発足させるプランを説明。「コスチュームは、乃木坂、ＡＫＢより派手にしてもらおうと。全国大会でチャンピオンを決めるとか、若いグループと踊っていただくとか」と“シルバーダンサー構想”を披露して、「僕は踊らないです！！」と補足した。

　２０１１年から義務教育で必修化するなど国内のダンス文化の広がりを、「ラスベガスで５０年近くショーを見てきて、日本でもダンスが盛んになればとずっと思っていた。必修科目で教えたり、いい土壌ができている」と歓迎。「若い人たちはダンスにあこがれる層が厚い。層が厚ければ厚いほど、日本のレベルが変わってくるので、競争の中でやってほしい」と期待していた。