“THE 宝塚”専科・凪七瑠海 待望のコンサート開幕
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宝塚歌劇団専科のスター凪七瑠海(なぎな・るうみ)が、雪組センバツメンバーを率いたコンサート「パッション・ダムール-愛の夢-」が12日、兵庫・宝塚バウホールで初日を迎えた。
作・演出は宝塚を代表する岡田敬二氏。「ロマンチック・レビュー」シリーズでも知られる。今回はそのシリーズから“男役の美学”を表現したシーンを抽出した。
3歳の頃から宝塚のファンだという凪七と、宝塚の王道レビューの相性は抜群。“THE 宝塚”ともいうべきコンサートとなった。故喜多弘氏が振り付けたシーンもよみがえり、その独特の振りで、観客を沸かせた。
黒燕尾、ガウチョ、軍服など“8変化”した凪七は「まだ世間が不安な中、有り難うございます」と感謝。「これぞ宝塚、これぞ男役!という魅力をお届けしたい。日々勉強です」と八面六臂(ろっぴ)の大活躍を見せた。さらに「伝統ある宝塚を今後200年、300年と続いていくよう、受け継いでまいります」と宣言した。