元TOKIO ・山口達也容疑者、現行犯逮捕 「絶対飲まない」誓いも…酒気帯び運転

 元TOKIOのメンバー・山口達也容疑者(48)が22日、酒を飲んでバイクを運転したとして、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで警視庁練馬署に現行犯逮捕された。同容疑者は容疑を認めているという。山口容疑者は2018年4月に飲酒して女子高生に対する強制わいせつ容疑で書類送検され、ジャニーズ事務所を退所。その際も大量の飲酒をしたことが明るみとなったが、またも酒によるトラブルで逮捕という最悪の事態を招いた。

 大型連休の最終日、衝撃の一報が飛び込んできた。捜査関係者によると、この日午前9時半頃、山口容疑者は東京・練馬区桜台2丁目の交差点で、信号待ちをしていた乗用車にバイクで追突。運転していた男性の110番通報で警察官が駆けつけ、酒の臭いがすることから呼気検査を実施。基準値の1リットル当たり0・15ミリグラムを大幅に上回る0・7ミリグラムのアルコールが検出され現行犯逮捕された。

 山口容疑者は「お酒を飲んでバイクを運転したことに間違いはありません」と容疑を認め、友人宅に向かう予定だったと供述しているという。双方にけがはなかった。

 フジテレビ系「Live News it!」は、黒のハーレーダビッドソンにまたがり、よろけつつも軌道修正しながら運転する山口容疑者の事故直前の様子をとらえた防犯カメラの映像を放送した。

 事故現場近くに住む男性によると、追突された乗用車の男性が山口容疑者に免許証の提示を要求すると、素直に応じていたという。その後、同容疑者がうつむいて道端に座り込んでいる様子も目撃されている。

 酒ですべてを失ったはずだった。18年2月に番組で共演した女子高生を自宅に招き、飲酒した状態で無理やりキスしたとして、4月に強制わいせつで警視庁に書類送検(後に起訴猶予処分)された。

 その後開いた謝罪会見では、無自覚な行動が明るみに。事件を起こしたのは、酒の影響による肝機能の悪化で1カ月間の入院生活を過ごし、退院した当日だったことが判明。そのときの様子を自ら「焼酎瓶1本くらいは飲んだ」と酩酊状態だったと説明した。その上で「今は、絶対に飲まないと決めている」と更生を誓っていた。

 同年5月に事務所を退所。以降、芸能界の一線は退いたが、昨年は「女性セブン」の直撃に、寺に通って読経や写経、境内の掃除などを通じ自分を見つめ直していることを明かし、「私がやったことの謝罪は一生し続けるものなんです」と語っていた。

 午後3時すぎ、山口容疑者は警視庁本部に移送された。丸刈り姿に黒いTシャツ姿。酒を断ち切れず「容疑者」となってしまった自らに、何を思うのだろうか。

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