米ナイキが妊産婦用ウエア 17日から北米、欧州、アフリカで販売へ

 米スポーツ用品大手ナイキが妊産婦用ウエアに参入すると発表した。アパレルは新型コロナウイルス感染症の流行で苦戦が鮮明だが、妊産婦向け市場は有望視されている。先行する同業大手リーボックやカジュアル衣料品大手ギャップとの競争が激化しそうだ。

 「ナイキ(M)」のブランドで、授乳しやすいブラジャーや伸縮性の高いレギンスなどを開発した。いずれも体形が変化してもストレスなく着用できるようフィット感にこだわった。今回開発した製品にゴルフのミシェル・ウィーら妊娠中や出産経験のある女性アスリート30人の意見やデータを反映させた。

 価格は45ドル(約4800円)から85ドルで、インターネット通販サイトで17日から販売する。北米、欧州、アフリカが対象。

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