嵐・大野智（３９）の美術作品展「ＦＲＥＥＳＴＹＬＥ　２０２０　大野智　作品展」（９日～１１月８日）の内覧会が８日、東京・六本木ヒルズ展望台東京シティビューで行われた。

　同展の開催は０８年、１５～１６年に続き約５年ぶり３度目。今回は大野の創作活動の集大成とし、過去に手掛けた作品から絵画約４０点、フィギュアなどの立体作品を約１３０点、写真約１０点にその他の習作を展示。また、新作として故ジャニー喜多川社長を描いた大作「ジャニーさん」（２２７３ミリ×１６２０ミリ）、極細ペンで極限まで描き切った「巨大細密画」（２２７３ミリ×１６２０ミリ）、嵐の通算５８枚目のシングル「カイト」のために書き下ろした作品など、絵画をメインに約２０点以上を展示した。

　「ジャニーさん」は、大野が“いろいろな色を入れてＰＯＰに描き上げる”という新たな手法で挑んだ肖像画。試行錯誤の末、今春に約１週間で描き上げた。大野は「１０数色入れたら…いきなり“見え”て。そこから、もう…楽しくなったね」と振り返り、完成した作品に「正直、ずっと見てても飽きないんだよ。ジャニーさんに見てほしかったなぁ～」とコメントを寄せた。