【山田美保子のミホコは見ていた!】香取慎吾“テキトー一笑懸命”もっと地上波で

 4日、香取慎吾が出演した「あさイチ」プレミアムトークが、ファンはもちろん、業界内でも「やっぱり最高で最強のキャラクターだ」と話題になっている。

 オンエア冒頭、視聴者に自身のイメージを問うた香取。そのリアクションより前、18日より世界240以上の国と地域で同時配信される香取主演のドラマシリーズ「誰かが、見ている」(Amazon Prime Video)の脚本・演出をしている三谷幸喜氏がコメントした。世界に配信されるということで、台詞が全くないシーンでも表情や動きで笑わすことができる人として香取を選んだ三谷氏は、同様に志村けんさんの名前も挙げ、香取に「もっとコメディーをやってほしい」と希望した。

 続いて登場した萩本欽一は、香取が15才の頃、オーディションにジャニー喜多川さんから推薦を受け、香取の仕事ぶりを覗きに行ったと言い、「本番に強い人」と絶賛。その後、視聴者からは、「(香取が)萩本欽一さんに見える」「オーラが美輪明宏さんのようだ」というファクスやメールなどが届いた。

 こうした内容に対し、その都度、絶妙の間と表情でリアクションする香取。後半は香取に因んでアートにまつわる書籍や、観葉植物の情報が紹介されたのだが、ここでもプレゼンターや専門家をいじったり、独特の言葉で感想を述べ、三谷氏や萩本が言う「ナマの強さ」を見せつけたのだった。さらに、最近やれていなくて、やりたかったというコントをYouTubeチャンネルで楽しんでいるという香取。自身の姿勢については、「一“笑”懸命」と分析。その前には「テキトー」という言葉が入るとも言っていた。

 香取と長年仕事をしてきた鈴木おさむ氏をはじめ、バラエティーの放送作家の間では20年以上も前から香取の“笑い”の才能は語られてきたものだが、こうして特集されたことで、改めて本当にスゴイと納得させられた。類まれなる“笑い”の才能の持ち主、香取慎吾。彼が「もっと出たい」と希望する地上波のテレビ番組で、香取の“テキトー一笑懸命”な姿をもっともっと見てみたい。

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