元ＳＭＡＰで国際パラリンピック特別親善大使を務める香取慎吾が２６日、日本テレビ系「スッキリ」に生出演。同局の安村直樹アナから突然「おっはー！」と振られ、驚きながらも「おっはー！」と返す一幕があった。

　番組では開幕まで１年となった東京パラリンピックを特集。親善大使を務めるなど、パラリンピックを応援し続けている香取をゲストに迎えた。

　本来ならば今年行われるはずだったパラリンピックが１年延期。これを聞いた時、香取は「残念でした」と率直な気持ちを吐露。「ぼくは１５年に日本財団のパラリンピックサポートセンターという場所にパラリンピックに向けた壁画を描かせていただいた。もう５年、２０年に向けて応援させていただいたのでまずは残念だなと…」と５年に渡って目標としてきたものが延期となったことの無念さをにじませた。

　だがパラアスリートと話す機会を得て「自分の残念よりもっともっと大変な状況の中で頑張っている人の言葉を聞いて少しずつ前向きになれた感じはあります」と心の整理をつけてきたと明かした。

　その後、安村アナが登場し、突然「香取さん、おっはー」とあいさつ。これに水卜麻美アナは「攻めたね～」と驚いたが、香取は戸惑いながらも「おっはー」と返答。これを見ていた加藤浩次は安村アナに向かって「お前、本当にあと説教だぞ」と諭すも、安村アナは「本当に青春なので。どうしてもやりたくて」と、慎吾ママ世代だったと告白した。

　加藤は「ごめんね、慎吾ちゃん、いいですか？ああいうアプローチ」と聞くと、香取は「はい。さっきも廊下でされたんで。廊下で『おっはー』」と暴露。安村アナは「本日２度目です」「ありがとうございます」と満面の笑みを浮かべていた。

　「おっはー」は、香取が出演したフジテレビ系「サタスマ」内で大人気となったキャラクター「慎吾ママ」の決めポーズ。本来はテレビ東京「おはスタ」で山寺宏一が広めたものだが、香取も取り入れ、００年の流行語大賞も受賞した。