ＮＭＢ４８の次回シングルのカップリング曲選抜メンバー７人を選ぶ「難波鉄砲隊其之九メンバー投票企画！最終結果発表」が４日、大阪市のＮＭＢ４８劇場で行われ、２期生のベテランメンバーで中間発表は圏外だった鵜野みずき（２３）が１位を獲得。センターを射止めた。

　サプライズの１位だった。名前が呼ばれた瞬間、鵜野は発表を見守っていた劇場のイスから転げ落ちた。ほかのメンバーのどよめきが続く中、腰が抜けた状態で何度も転び、なかなか立ち上がれなかった。

　２０１１年にグループ入りした初期メンバー。１６９センチの長身でスタイル抜群ながら、選抜総選挙のランクインは１度もなく、ＮＭＢのシングルの選抜とも無縁だった。美形で売り出し中の２位・山本望叶（１８）、グラビアクイーンの３位・横野すみれ（１９）を押さえた鵜野は「信じられない。今も現実にいるのか分からなくて…」と涙を流し、「皆さんから選んでいただいた１位、センターということでホントに信じられなくて」と声を振り絞った。

　ゲストプレゼンターで順位発表した吉本新喜劇の川畑泰史座長（５３）は「感動した」といい、鵜野を祝福する雰囲気の劇場を「すごくいいムード」と表現。鵜野は山本、横野、４位・塩月希依音（１４）、５位・安部若菜（１９）、６位・川上千尋（２１）、７位・南波陽向（１９）とともに「初めての星」をセンターで披露した。

　なお、鉄砲隊メンバーによるＭＶ撮影、公演が行われることが発表された。