京都精華大学が謝罪 ユーミン批判の専任講師・白井氏に「厳重注意を行った」

 京都精華大学は1日、公式HPで「本学教員のフェイスブック上の発言について」という文書を発表。教員に「厳重な注意を行いました」とし「不快な思いをされた方々、ご心配をおかけした方々に深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

 大学側が指摘する「フェイスブック発言」を行ったのは同大学の専任講師で政治学者の白井聡氏と思われる。白井氏はフェイスブックで歌手の松任谷由実に対し「荒井由実のまま夭折すべきだったね」などと記し、物議を醸していた。

 大学は理事長名義で文書を発表。白井氏の名前こそ出していないが「このたび、本学教員によるフェイスブック上での不適切発言がありました」と切り出され「『人権尊重』『自由自治』を理念に掲げ、ダイバーシティの推進により多様性を大切にする本学では、個人の主義主張、思想、心情の表現や発言に寛容でありますが、今回の発言は、人間の命を軽んじた内容であり、人間尊重の立場をとるべき本学教職員として不適切な行為であったため、厳重な注意を行いました」としている。

 最後には「本件におきまして、不快な思いをされた方々、ご心配をおかけした方々に、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

 松任谷はラジオ番組の中でプライベートでも親しい安倍首相の辞任表明について「テレビを見ていて泣いちゃった、切なくて」などと発言。これについて白井氏がフェイスブックで「荒井由実のまま夭折すべきだったね」などと記し、炎上。

 その後、問題の投稿を削除し、1日付けのフェイスブックで「私は、ユーミン、特に荒井由実時代の音楽はかなり好きです(あるいは、でした)。それだけに、要するにがっかりしたのですよ。偉大なアーティストは同時に偉大な知性であって欲しかった」と投稿に関する経緯を記した。

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