徳光和夫 心筋梗塞で生死さまようも、CMや講演依頼殺到し「とてつもない金額!」

 フリーアナウンサー・徳光和夫が22日、読売テレビで放送された「八方・陣内・方正の黄金列伝!」に出演。57年に及ぶアナウンサー生活を振り返った。

 「ズームイン!!朝!」を10年で卒業し、47歳で夕方の報道番組「NNNニュースプラスワン」のメインキャスターとなり、“報道の顔”となったが、ニュースキャスターが嫌で、将来、管理職になるのも嫌で、1年後の48歳の時にフリーに転身した。

 60歳の時、急性心筋梗塞で入院。集中治療室(ICU)に入り、「手術室でお医者さんが大騒ぎ…右往左往しているのが見えて、フリーになったけど、俺はこれで終わりだな…と思った」というが、1カ月で退院。仕事復帰した。

 心筋梗塞の原因について「不摂生ですね。(お酒と食事?)そうですね。アワビの肝とかが好きで、フリーになってお金ができたものだから、毎日のように食べてたんですよ。それが一気にきて…」と苦笑いで明かした。

 退院後は「V字回復」とにんまり。「ちょっといやらしいんですけども、(復帰したら)心筋梗塞の経験を語ってもらいたい、とか、CMがやたら来たんですよ。転んでもタダでは起きない、みたいな感じになっちゃったんですよね~」と目をさらに細めた。

 生命保険や心臓薬などのCM出演の依頼が殺到し、「CMって、それまでやったことがなかったんだけど、とてつもない金額!ハハハ」と福々しい笑顔で明かしていた。

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