勝村政信 三浦春馬さんの愛称書いた色紙を謝罪「私の考えの浅さ」

 俳優・勝村政信が22日、所属事務所のホームページで、7月に亡くなった俳優の三浦春馬さんに宛てた寄せ書き色紙の写真がネット上に拡散し、その内容に批判が集まったことを謝罪した。

 書面によると勝村は7月31日に、2019年の舞台「罪と罰」で三浦さんと共演したメンバーで追悼する会を開催。その際に、三浦さんへの思いをつづった寄せ書きを愛称とともに記し、その様子を写真で撮影したという。

 「僕は春馬君から『カッチン、カッチン』とずっと呼ばれていました。今でも、『カッチン!』と呼ぶ彼の大きな声が聞こえてきます。それに対して、僕は彼のことを語呂合わせみたいに『デカチン』という愛称で呼んでいて、稽古場でもどこでも2人で『カッチン!』『デカチン!』と呼び合っていました」と釈明。「そのため、皆さんがSNSで目にした色紙にも、いつものように親しみを込めて彼の愛称を書き込んでしまいました」と説明した。

 「これは私の考えの浅さで、この色紙が多くの方々の目に触れる意識が全くなく、単に愛称を書いたという認識しかありませんでしたので、初めてご覧になった方が、その文字面に驚かれ、不快な思いをされたのは当然のことです。申し訳ありませんでした」と謝罪した。

 「多くの皆さんから、還暦も近い大の大人がやることか!人間性を疑う!というお叱りが事務所に届いたと聞いています。何の配慮もなく、自分が書いたものが皆さんの目に触れる可能性もあると、こういう仕事をしているにも関わらず、深く考えてもいなかった自分に対しての当然のお叱りと受け止めています」と反省の言葉を並べた。自身はSNSをしておらず、色紙は追悼会をした飲食店の関係者が撮影して投稿されたものとし「事務所への確認の必要性も思いつかず、了解を出していました」と説明。

 「三浦春馬さんのファンの皆様、写真や書き込みを見て目を疑った皆様、その他の多くの方々が不快な思いを抱かれたことと、申し訳なさと恥ずかしさで一杯です。心よりお詫び申し上げます。また、三浦春馬さんのご家族の皆様も、大変不快な思いをされたことと存じます。ご家族にも心よりお詫び申し上げます。申し訳ありませんでした」と重ねて謝罪した。

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