２０１２年に９２歳で死去した女優・森光子さんが今年、生誕１００年を迎え、ＮＨＫ特番「森光子生誕１００年～放浪記　永遠のメッセージ～」（後１０・００、ＢＳプレミアム）が２８日に放送されることが２１日、分かった。代表作の舞台「放浪記」を中心に足跡を振り返り、俳優・岡本健一（５１）、女優・上白石萌音（２２）が、生前の森さんの舞台映像と合成する形で“共演”を果たす。

　森さんとジャニーズとの関わりは深い。故ジャニー喜多川前社長と親交があったのを始め、東山は１９８６年のＮＨＫ「紅白歌合戦」に出場した際、審査員を務めた森さんに声を掛けられ交流がスタート。芸能界の母として慕ってきた。光一は、主演ミュージカル「Ｅｎｄｌｅｓｓ　ＳＨＯＣＫ」が森さんに次ぐ同一演目単独主演公演数１７６０回。偉大な先輩の背中を追う。

　２０１２年の森さんの葬儀には、ジャニーズタレント６８人が参列し、近藤真彦（５６）が「あなたは日本のお母さんでした。ジャニーズのお母さんにもなってくれました」と弔辞を読んだ。