GLAYライブ動画に行政指導 自然公園内に無許可でステージ「認識の差があった」
GLAYが今月、YouTubeに公開した無観客ライブの映像を撮影する際、北海道立の自然公園内に無許可でステージなどを設置したとして、道が動画の制作会社に行政指導をすることが18日、分かった。道関係者が明らかにした。動画は7月下旬にGLAYの出身地・函館市の恵山道立自然公園の山肌にステージやポールを設置して撮影された。
道によると、条例で自然公園の特別地域に工作物を設置する際には許可が必要と定められているが、制作会社から申請はなかったという。
GLAY側の関係者は「事前に道担当者に撮影の相談をした際、ステージを設置することも伝えたが、道から申請が必要との説明はなかった。撮影の規模について認識の差があったと考えている」としている。
