宙組、桜木みなと主演「壮麗帝」開幕 コロナ禍で4カ月半遅れ

「壮麗帝」で主演する桜木みなと(右)とヒロインの遥羽らら=梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
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 宝塚歌劇宙組スター・桜木みなとの外部劇場初主演作「壮麗帝」が14日、梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで開幕した。当初は春に東京・日本青年館ホール(3月28日~4月4日)、シアター・ドラマシティ(4月11日~19日)に開催される予定だったが、コロナ禍のため約4カ月半遅れての上演となった。「来たなっ!という感じ」と楽しみにしていた初の東京公演主演は中止となり、大阪のみでの上演となる。

 オスマン帝国の最盛期を築いた第10代皇帝スレイマンの生涯を描いた作品。ゴージャスな衣装にも負けることのない目力で、男役としての色気も漂う。

 現在、コロナ感染者が出たため、花組新トップ柚香光の宝塚大劇場お披露目公演「はいからさんが通る」(16日まで中止)、星組新トップ礼真琴の東京宝塚劇場お披露目公演「眩耀の谷/Ray」(20日まで中止)が中止となっている。2人の新トップはいずれも同期。「昔は焦っていました。でも自分には自分のタイミングがある」と心情の変化も明かす。

 ファンも待ちに待った公演。「男役として、恋をしてもらわないといけない」という自負もある。“男役・桜木みなと”を磨き「お客様にときめいていただきたい」と責任感を漂わせていた。

 宙組は真風涼帆主演の「フライング・サパ」が2月以降の宝塚歌劇の作品としては唯一最後まで駆け抜け、11日に梅田芸術劇場メインホールで千秋楽を迎えたばかり。同じ宙組からのバトンを受け取って、「壮麗帝」チームも最後まで駆け抜ける。

 18日まで。

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