父はオール阪神 漫才コンビ・きょうもかもがわM-1予選敗退 相方の父は…

 父・オール阪神に顔もしぐさもそっくりなきょうもかもがわ・高田隆平(左)と松谷流行=大阪市・朝日生命ホール
3枚

 ベテラン漫才コンビ、オール阪神・巨人のオール阪神(63)の長男、高田隆平(24)がメンバーの漫才コンビ「きょうもかもがわ」が12日、大阪市内で行われた「M-1グランプリ2020」大阪予選に登場したが、1回戦突破はならなかった。

 相方の松谷流行(24)とのコンビで、無観客で審査員数人が見守る中、2分間の英才教育ネタを披露。高田は「しゃべくり漫才がしたいので、しゃべくり漫才ばかりしています」と、父譲りの正当派漫才を披露。松谷は「お客さんの反応がないからわからない」と戸惑いを見せた。

 オール阪神と実家で同居する高田だが、この日は「プレッシャーがかかるので、何も言わずに家を出た」と、半年ぶりの舞台に臨んだ。父に漫才のアドバイスを求めることもあるそうだが「父は漫才は100点でも、教えることや説明は苦手。天才肌なのか、こうやったらいいやん、というのがぶっとんでいる」と、あまり参考にはならないようだ。

 相方の松谷は父親がタレント・長江健次の元マネジャー。高田とは中学・高校の同級生で、芸人になる夢が叶わなかった父の志を受け継いだ。「相方は顔が若い時の阪神師匠そっくり。しゃべり方や擬音の出し方とか…」と笑う。総合格闘技団体パンクラスのアマ部門でも活躍。腕っぷしも強いといい、2人はどことなく阪神・巨人の姿がかぶる。

 結成5年目で、2回戦の壁をいまだ超えられていない。父のコンビを目標にする高田は「阪神・巨人がビッグネーム過ぎるので変なことができない。勝手にしばられているのかも…」と漫才のスタイルを日々試行錯誤する。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス