立教大学特任教授で慶応大学名誉教授の金子勝氏が１１日、ツイッターに新規投稿。新型コロナウイルスに政府の対策が現状のままでは経済が萎縮し、秋にはアパレルなどの倒産が「大変なことになる」と憂えた。

　金子教授は「【経済がもたない】」とし、「ｇｏ　ｔｏキャンペーンで日本中に感染を拡大させながらアベはミシュランで食い意地と美容院だけ」と安倍晋三首相に皮肉。「８月３日に４万人を超えた後、１週間で１万人の方が感染した。これでは、経済は萎縮して、秋には飲食・宿泊・アパレルの倒産数は大変なことになる」と投稿した。

　さらに金子教授は別の投稿で「【悪循環】感染増加→自粛→見かけ上減→解除→増加の悪循環サイクルに入り出した」と指摘。「お盆３連休に入り、東京のＰＣＲ検査数が２０００名以下で半分以下、陽性者も１９７人に。愛知も１００人に、沖縄も５２人に。帰省者、観光客は大幅に減り、自粛ムードも高まる」と投稿した。