「テラハ」木村花さん死で検証報告…ビンタ、キレろ演出指示は「無かった」

 フジテレビは31日、出演者のプロレスラー・木村花さん(享年22)が5月23日に死去し、打ち切りとなった「TERRACE HOUSE TOKYO2019-2020」についての検証結果を同局の公式ホームページで報告した。

 木村さんが大切にしていたコスチュームを同居人に洗濯され、怒った場面が放送された38話(3月31日配信)について、収録日である今年1月21日以降の制作、配信、放送に関わる事項を中心に内部調査したという。

 聞き取りは、制作スタッフ17人、技術スタッフ4人、出演者4人、木村さんの所属事務所2人の計27人を対象に行った。

 木村さんがコスチュームを洗濯して乾燥し、台無しにしてしまった男性同居人(出演者)の帽子をはたいたシーンについて、「スタッフが木村花さんに対してビンタをするよう指示、強要した、或いは指示、強要するのを聞いたという証言はありませんでした。他の出演者の証言によれば、スタッフが木村花さんに対して、けしかける、或いは怒りを煽るような様子は無かったとのことでした」と報告している。

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