藤井七段の「封じ手」異例3通作成 チャリティーに使用か 王位戦第2局

 将棋の藤井聡太七段(17)が、木村一基王位(47)に挑戦する第61期王位戦七番勝負第2局第1日が13日、北海道札幌市の「ホテルエミシア札幌」で指された。藤井七段は手番を迎えた状態で第1日を終え、初めての「封じ手」を体験。木村王位にミスを指摘され、やり直す場面があった。また、通常は2通作成される封じ手が、今局では3通作成された。

 封じ手は通常、1通を立会人が、1通を対局場が保管するが、この日は3通作成された。2016年5月の第74期名人戦第3局では、当時名人だった羽生善治九段(49)が封じ手を3通作成。1通は、同年4月に熊本地震被災者への義援金用として復興チャリティーオークションに出品された。今回も九州豪雨や新型コロナウイルスなどの災難が続いているだけに、同様にチャリティーに使用されるとみられる。

 対局は14日午前9時から同所で再開される。

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