尾上松緑 舞台クラスターに激怒で反響も「意見は全く変わらない」

 歌舞伎俳優・尾上松緑(45)が13日、ブログを更新。クラスターを発生させた舞台の関係者に向けて、12日のブログで「ふざけるなよ」「舐めた真似してくれたらしいな」などと怒りを爆発させたことについて、反響の大きさに戸惑いながら「意見は昨日と全く変わらない」とつづった。

 歌舞伎座で8月1日から5カ月ぶりに公演が再開されるなど、各劇場が慎重に、劇場再開を模索した中で起きた今回のクラスター。松緑は12日のブログで、感染者が出たことについては仕方がないこと、と理解した上で、「僕が苛つくのは、日本国内で初めて舞台での新型コロナウイルス集団感染が発生した公演主催者が“体調不良の出演者が居るのを知っていながら上演を強行した”しかも、何の手も打たずに最終日まで全行程、そして“罹患している可能性が有り、それを分かっていたのに出演し続けている者が居た”という事実だ」と怒りをつづり、「はっきり言おう。こんな奴等は劇場サイド、主催者、出演者、スタッフに至るまで、どいつもこいつも素人の集まりだ」と批判。最後には「慎め、餓鬼 舞台を舐めるなよ」で厳しい言葉で締めくくっていた。

 松緑は13日、「確かに腹が立ったから強い言葉を敢えて使った記憶は有るが感じた通りの事を書いただけ」と12日の投稿の反響に複雑な思いを明かしながら、「ただ、歌舞伎役者として、品の無い言葉遣いだったとしたら、そこは改めなければいけないか」と反省。その上で「意見は昨日と全く変わらない」とした。

 そして「読んだ皆さんに分かって欲しいのは、柄の悪い歌舞伎役者は自分だけで他の歌舞伎役者は先輩、同輩、後輩と、皆さん品位の有るちゃんとした方達ばかりなので 僕を嫌いになっても、全ての歌舞伎役者を僕と同類だと思わないで好きでいて頂けると有難いし救われる」とつづった。

 また、もし、12日の投稿が非公開になった場合は「『嗚呼、誰かから非公開にした方がいいと助言されたんだな』と、思って欲しい」と記している。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス