橋下氏、西村大臣の「休業要請拒否なら罰則」発言に「補償から逃げるから論理おかしい」

 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が8日夜、ツイッターを更新。西村康稔経済再生大臣が朝日新聞の取材に対して「休業要請を拒否した事業者に罰則を検討する」と発言し、ネットで波紋を呼んでいるとするWEB女性自身の記事を引用し、「補償から逃げるから論理がおかしくなる」と矛盾点の核心を突いた。

 西村氏による「休業要請拒否なら罰則」という趣旨の発言に対し、SNSでは「『お願い』を断ったら『罰』って、それは一般社会では『脅し』と言うのでは?」「お願いされた事を拒否したら罰を受けるって日本語おかしくない?」といった指摘が相次いでいる。

 一連の報道を受け、橋下氏は「罰則を付けるなら休業『命令』。休業『命令』にするなら『補償』が必要。補償から逃げるから論理がおかしくなる。『要請=お願い』と罰則は相容れない」と分析。要請と命令をあいまいにしている点を踏まえて、「補償から逃げている」と説明した。

 要請拒否に関する罰則のため法改正を検討していくという西村氏だが、休業補償については「法律上、難しい」と発言している。

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