タレント・木下優樹菜（３２）が６日、芸能界引退を発表した。所属事務所が公式サイトで発表した。タピオカ騒動で昨年１１月に活動を自粛。今月１日に活動再開を発表したばかりだったが、事務所は、今後について木下側と協議を続ける中で、「今後同人との信頼関係を維持することが著しく困難であると判断」し、専属マネジメント契約を解除したことも説明した。

　木下は０７年に水着メーカーのイメージガールに選ばれモデルデビュー。その後フジテレビ系「クイズ！ヘキサゴン２」で里田まい、スザンヌらとともに「おバカキャラ」として大ブレーク。これをきっかけにバラエティ番組に多数出演するようになる。その頃から「ユッキーナ」と呼ばれるように。

　ヤンキーキャラでサバサバした物言いが受け「チョリース」などの流行語も生み出した。また、スレンダーな体型で数々のファッションもインスタグラムで披露しギャルを中心に人気を博すように。

　プライベートでは、１０年に「ヘキサゴン」でも共演したＦＵＪＩＷＡＲＡの藤本敏史と結婚。１２年８月に長女を出産、１５年１１月に第２子となる次女を出産した。

　また子供達の教育にも熱心で、長女は１歳半からインターナショナルのプリスクールに通わせていることをテレビ番組で告白。１９年に長女はＣＭデビューも飾っている。次女も１８年に大規模ファッションショー「ＧｉｒｌｓＡｗａｒｄ」に出演し、親娘で一緒にランウェイを歩くなど、若いママたちにも絶大な人気を誇った。

　インスタグラムもフォロワーが５００万を突破するなど、トップインスタグラマーとしても君臨したが、昨年１１月のタピオカ店主へ恫喝めいたメールを送るなどしたトラブルが報じられ芸能活動自粛に。同年末には藤本との離婚も発表した。

　今年７月１日に芸能活動再開を発表したが、わずか６日で引退。１４年間の芸能生活だった。