ミュージシャンで好角家としても知られるデーモン閣下が、１０日放送のＭＢＳテレビ「戦え！スポーツ内閣」（水曜、後１１・５６）に出演。大相撲七月場所（７月１９日初日、両国国技館）の見どころを解説するが「モチベーションは大丈夫なのかな」と、横綱・白鵬を心配した。

　今回は「大相撲は美しい」をテーマに、デーモン閣下と高須クリニックの高須克弥院長の“大物好角家”２人がリモートで登場。閣下は七月場所の見どころについて、新大関の朝乃山が「大関らしい相撲を取れるかがポイント」とコメントした。

　春場所を負け越しで終えた大関・貴景勝についても「三月場所の後半、どこか古傷を痛めたのかなという動きになっていた。もしけがをしていたとしたら、五月場所の中止は貴景勝にとってけがを治す時間になったのでは」と、七月場所での復活を期待した。

　閣下は「心配なのは…横綱白鵬の父親がオリンピック選手だったじゃない？」と、白鵬の父、ムンフバト氏の名を挙げた。レスリング選手として、１９６４年東京五輪から５大会連続五輪出場。６８年メキシコ五輪で銀メダルを獲得し、モンゴル人初のメダリストになった国民的英雄だ。

　白鵬の五輪への強い思いを知る閣下は「『年齢的に厳しくても、東京オリンピックまでは絶対引退しない』と言っていたけど、１年延期されたことでモチベーションは大丈夫なのかな」と心配していた。