武井壮、亡くなった兄に「会いてえなあ」 不思議体験披露「あの出来事なかったら…」

 タレントの武井壮が3日、ツイッターを更新し「兄貴に会いてえなあ。。」と亡くなった兄・情さんへの想いをつづった。情さんについては、3日にフジテレビ系で放送された「世界の何だコレ!?ミステリー」で、武井が兄にまつわる不思議な体験を明かしていた。

 武井は「何だコレ!?ミステリー」で、芸能人の不思議体験コーナーの中で兄にまつわる不思議体験を披露。情さんは23歳でがんを発症したが、武井は兄の病気が発覚後から、陸上の成績が伸び始めたことから「僕ばかりいい想いをして(兄の幸せを)吸い取ってる気がして」と陸上に専念することに後ろめたさを感じ、練習にも集中できなくなった。

 そんな中、兄が24歳の若さで他界。亡くなった数日後、布団の中で眠りにつけない武井の耳にガラガラと戸が開く音が聞こえてきた。音がした方に目を向けると兄がおり「どうした?元気ないの?」と話しかけてきたという。

 武井は「兄貴も死んじゃったし、俺ばっかり楽しい思いをしていいのかなと…」と正直な気持ちを打ち明けると、兄は「全く気にしないでいい」と励ましてくれたという。

 兄はユニホーム姿で棺にいれられ、バットとグローブも納められたことから「野球の道具入れてくれただろ?だからこっちでいろんな有名人と野球やってるからすごい楽しい。だから気にしないで好きなことを全力でやれ」とも話したといい、武井も「あの出来事がなかったら多分日本一になっていなかったし今、ここにもいない」と振り返った。

 この放送後、武井はツイッターで「兄貴に会いてえなあ。。芸能界の話とかスポーツの話たくさんしてみたい」と兄への想いを吐露。「うちの兄貴は中卒で、俳優を目指して坂上忍さんの付き人をしたりしていた」と兄を説明し、「その頃のオレは親のいない環境で勉強してちゃんと大人にならないと、と思って兄と何度もぶつかって『夢みたいなこと言ってないで、勉強しないなら仕事でもちゃんとしろ』と掴み合いになったりしたこともあった」と振り返っていた。

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