立教大学特任教授で慶応大学名誉教授の金子勝氏が２６日、ツイッターに新規投稿。賭けマージャンをし、東京高検検事長を辞職した黒川弘務氏への処分が非常に軽い「訓告」となったことに言及した。

　金子教授は「【悪いことしても、みな人のせい】黒川検事長の『処分』が訓告で軽く、退職金はそのまま。アベは検事総長が判断したので自分ではないという。桜前夜の食事会もホテルのせい。それが一国の総理のいうことか？」と疑問を呈した。続けて「百歩譲っても、内閣が了承したのだから、言い逃れでも許されない」と安倍首相の対応を批判した。

　金子教授は２５日のツイッターでもこの問題に触れ、「【モリカケ桜　閣僚　お世話になりました】黒川氏処分について法務省・検察は懲戒と判断したが、軽い訓告にしたのは首相官邸が実質的に決定したという。佐川も黒川も、みなアベの不正腐敗をかばい、側近閣僚を訴追せずに来たからだ。モリカケ桜を必ず暴かなければいけない」と森友学園問題、加計学園問題の重要さを指摘した。