テラハ出演の徳井義実 木村さん悲報に自問「死を選んでしまうほど辛かったと思うと」

 チュートリアル・徳井義実が25日、インスタグラムに長文のメッセージを投稿し、23日に22歳の若さで亡くなった女子プロレスラー・木村花さんを悼んだ。徳井は木村さんが出演していたフジテレビ系「テラスハウス」のスタジオメンバー。昨秋、申告漏れなどが発覚し、いまだ同番組への復帰を果たしていないが、公式サイトには名前が残っている。

 徳井は「死ぬことは誰にとっても怖いことです。それでも死ぬことを選んでしまうほど辛かったんだと思うと言葉になりません。彼女の気持ちに寄り添うためになにか出来ることはなかったのか自問しています。」などと、後悔の思いとともにつづった。

 自身は昨年10月の申告漏れ問題で、ネット上でもバッシングを浴びた。木村さんは「テラハ」での言動などに対するネット上での誹謗中傷に悩んでおり、徳井は「もし今現在同じように辛い思いをしている人がいたら、すぐにSNSから距離を置いてください。目にしてしまうのと見ないのとでは気持ちはかなり違うはずです」と自らの体験をもとにしたとみられるメッセージを送っている。

 【以下、徳井のインスタ全文】

プロレスラーの木村花さんが亡くなられました。

未来のある若者の命が失われてしまったこと、彼女の身近にいる方々の悲しみを考えると、番組に関わらせていただいている人間としてやり切れない思いでいっぱいです。

僕のように自分自身が引き起こした問題で批判を受けたりお叱りを受けたりするのはもちろん当然のことだと思います。

でも彼女は違います。常軌を逸した誹謗中傷を受けなければならないようなことはしていません。

他人に対して軽い気持ちで酷い言葉を投げつけた方々は、コメントを書いたその後、いつものように仕事をしたり学校に行ったり遊びに行ったりご飯を食べたりなさるのかもしれません。

でも、そういう言葉を受けた人は平穏な一日にはなりません。

朝起きてSNSを開くと誹謗中傷を目にする。

昼にも夜にも、寝る前にもそういうコメントを読んでしまっていたのかもしれません。

そんな日々を彼女が何日も過ごしていたのだとしたら、本当に本当に苦しかっただろうと思います。

死ぬことは誰にとっても怖いことです。

それでも死ぬことを選んでしまうほど辛かったんだと思うと言葉になりません。

彼女の気持ちに寄り添うためになにか出来ることはなかったのか自問しています。

もし今現在同じように辛い思いをしている人がいたら、すぐにSNSから距離を置いてください。目にしてしまうのと見ないのとでは気持ちはかなり違うはずです。

起こったことをしっかり受け止めて、そして、彼女の素晴らしい才能と明るい笑顔をいつまでも忘れないようにしようと思います。

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