朝ドラ応援団長、手には「甲子園」のボール…中止決定翌日にネット「泣けた」【ネタバレあり】

 21日に放送されたNHK連続テレビ小説「エール」で、早大応援団長の田中(三浦貴大)が涙ながらに裕一(窪田正孝)へ応援歌依頼の理由を語るシーンが放送されたが、前日に夏の全国高校野球選手権の中止が発表された直後だっただけに、ネットも「泣けた」などの声が上がった。

 この日の「エール」では、音(二階堂ふみ)からけしかけられた団長の田中が裕一を訪ね、応援団に入った理由を語る。

 田中は野球をやっていたが、野球仲間を怪我させてしまう。その仲間は結局退学。団長はその仲間から早大を勝たせてくれと頼まれたことから「野球ば頑張ってる人のラジオを聞いて頑張れる人がいる。頑張ることはつながるんやって…」と応援する側にまわったことを涙ながらに訴えた。団長の手には「甲子園」と書かれた野球ボールが握りしめられていた。

 ちょうど前日には、夏の甲子園の中止が発表されたばかり。ネットでは「泣けた。夏の甲子園中止の後だけに余計にキツい」「刺さった」「めざせ甲子園の文字が切ない今朝。球児たちよ、応援してるよ」などの投稿が。

 「あさイチ」の近江友里恵アナウンサーも「毎日のようにいろんなスポーツがなかなか再開できないとか、中止になったという話を聞くので、団長の話を聞いて胸が苦しくなった」と切ない表情。

 「青春をかけてやってきたものが、なかなか花を開かせられない子たちに何て声をかけていいかわからないですけど、なんとか元気になるアイデアを大人も提案していけたらいいなと、そんなこともちょっと考えてしまいました」と語った。

 博多華丸大吉の大吉も「(団長の)『応援はつながっていく』って、いい言葉だと思う」としみじみ語った。

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