朝ドラ「エール」放送 6月29日から8月まで休止 9月終了絶望…周期変則的に

 俳優の窪田正孝(31)が主演するNHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜、前8・00)の新型コロナウイルス感染拡大による放送休止期間が、8月までおよそ2カ月に及ぶことが19日、分かった。同作は4月1日から撮影を休止中。収録済みストックが切れるため6月29日から放送を一時中断すると発表している。

 現在、視聴率20%超えが続いている人気作を、長期間にわたって見られない可能性が出てきた。関係者は「7月、8月の放送は難しいようだ」と話し、現時点で約2カ月間の放送休止となる見通しを明かした。

 朝ドラは、今作から高画質の4Kで制作されており、これまでよりも撮影や編集などに1・5倍の時間を要すると言われている。仮に緊急事態宣言が解除され、6月中に撮影が再開できたとしても、今夏の放送は困難な状況。当初の予定であった9月26日の放送終了も絶望的となった。

 この影響は、9月28日からスタートを予定している次期作品の「おちょやん」(主演・杉咲花)にも及ぶ。同作を11~12月開始とすることも検討されており、朝ドラの周期が変則的となる異例の事態となりそうだ。

 NHK広報局はデイリースポーツの取材に、「様々な状況を見ながら、今後について検討しているところです」とした。

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