お笑いコンビ・ハイヒールのリンゴが１６日、ＭＣを務める読売テレビ「あさパラ！」に出演。大阪府独自の休業要請緩和策に基づく劇場再開の基準について「採算が取りにくい」とした。

　大阪府ではこの日午前０時から「大阪モデル」で休業要請の段階的緩和が実施された。リンゴは府内の劇場再開の条件として、大阪府のガイドラインが定める基準を読み上げ「２メートル間隔で１人座れば（周りの）４人分を空けなければならない、となっている」と説明。「グランキューブ大阪なら、２８００席あるが３８８席しか取れません。全体の１４％。われわれのホームグラウンドのなんばグランド花月は、８５８席のうち１２８席。全体の１５％。これでは営業してくださいと言うよりも閉めてくださいと言った方が…物理的に採算が取りにくい」と話した。

　さらに「こんなんでＮＧＫ開けたら、中で売ってるアイスクリーム、１５００円くらいで売らなあかんで！」と、採算を帳尻合わせすることの難しさを説明した。