小沢氏、検察庁法改正案の強行採決に「総理は引くに引けないのではないか」

 国民民主党の小沢一郎衆院議員が15日、公式ツイッターに新規投稿。安倍晋三首相が、政府の判断で検察幹部の定年延長を可能にする検察庁法改正案を、世論に加え、野党や与党の一部からも反対意見が出ている中で強行採決しようとしていることに対し「総理は引くに引けないのではないか」と推測した。

 小沢氏は「引くに引けない」の背景について「この7年間、いろいろ悪事をやりすぎて、下手をすると辞めたら全部ばらされてしまう。だから自分の言いなりになる人間を後釜に据え、捜査機関にも手のひらを返されないように今のうちから手を打っておく必要がある」と指摘した。

 さらに、同氏は「安倍総理の最大の罪は日本社会の分断を進めたことである。『こんな人たちに負ける訳にはいかない』。彼はかつてそう言った」と、17年の東京都議選での応援演説で「安倍辞めろ」の声に対して発した首相の言葉を引用。「自らの時代錯誤な価値観に賛同する仲間以外は排除して、国民間や場合によっては近隣諸国への憎悪を煽りさえしてきた。このままいけば、この国は憎しみによってばらばらになる」と憂慮した。

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