SUGIZO 検察庁法改正案に「今じゃないでしょう?」コロナ終息後に討論すべき

 LUNA SEA、X JAPANのギタリスト・SUGIZOが10日、ツイッターを、ハッシュタグ「#検察庁法改正案に抗議します」をつけて更新した。

 SUGIZOは「検察庁法改正案、種子法種苗法、緊急事態条項、どれも恐ろしい。全く賛成できない」と、新型コロナウイルス感染拡大下で安倍政権が進める検察庁法改正、種子種苗法(種苗法改正)、憲法への緊急事態条項の追加について反対の姿勢を示した。

 その上で「けど、せめてそれらの討論は新型コロナ終息後にするべきではないの?今じゃないでしょう?」と、政権の姿勢を批判している。

 検察庁法改正案は、検察官の定年の63歳から65歳への引き上げや、定年延長規定を盛り込んでおり、与党は今国会での成立を目指している。

 安倍内閣は1月31日、政権に近いとされる黒川弘務東京高検検事長の定年延長を、国家公務員法の解釈を変更して閣議決定。政権によって検察幹部の人事がコントロールされることが批判されている。

 「#検察庁法改正案に抗議します」のムーブメントには俳優の井浦新、浅野忠信、歌手のきゃりーぱみゅぱみゅ、いきものがかりの水野良樹、作詞家の松本隆氏、作家の島田雅彦氏、平野啓一郎氏ら多くの芸能人、文化人も参加している。

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