梅沢富美男、6年4カ月でついに永世名人に…夏井先生も涙ぐむ

 俳優の梅沢富美男が7日にTBS系で放送された「プレバト」で、ついに俳句で永世名人に上り詰めた。初めて俳句を詠んでから6年4カ月。句戦のたびに着物を仕立て、使った金額は700万円。愛弟子の成長に、俳句を指導する夏井いつき先生もうっすら涙を浮かべた。

 1カ所でも添削されれば即降格という厳しい戦い。梅沢はこれまでも現状維持や降格など、厳しい戦いを強いられてきた。そしてこの日は「春の花屋さんの写真で一句」というお題で「花束の 出来る工程 春深し」という句を提出した。

 梅沢は「私が花屋さんに行ったら、実に上手な女の子だった、花束を作るのが」と振り返り「だんだん素晴らしい花束が出来ていく、それを見て春なんだなと思って、その気持ちを書きました」と訴えた。

 そしてついに査定となり、夏井先生は「この句の評価のポイントは、季語の『春深し』が主役になっているか」と挙げ、見事、「1つ前進」の評価を与えたことで、梅沢は番組史上初の永世名人の称号を獲得した。

 梅沢はその瞬間、ガッツポーズで喜びを爆発。夏井先生は「季語を信じている」と句を評価し「非常に難しいことに挑戦してくださった」とコメント。

 花束について具体的なことを何も書いていないが、最後に「春深し」という映像を持たない時候の季語を入れたことで、読み手に様々なことを想像させるといい「春が深くなってきたわね、という感慨に近いものを、心から心に手渡す。これは季語を本当に信じていないとできない」と絶賛。「永世名人は季語を信じる力を持った人に与えたい称号」とも語った。

 梅沢は「おまっとさんでした!プレバトファンの皆さん、ついに永世名人になりました!」と絶叫。梅沢が初めてこの番組で俳句を詠んでから6年4カ月でつかんだ栄光に、夏井先生は目にうっすら涙を浮かべ、愛弟子の成長を見守る姿も放送された。

 梅沢は「心底うれしいです。この番組でいくら金を使ったか」ともコメントし、句戦のたびに着物を新調したことも振り返ったが、それも永世名人となりすべて吹き飛んだ様子だった。

 この夏井先生の涙ぐむ姿はネットでも話題となり「夏井先生が涙ぐむ映像にこちらも感極まりました」「先生も涙目でした」「夏井先生が涙目になってるのを見て感動した…」といった声も上がっていた。

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