古市氏 9月入学に「同じカリキュラムを1年間一緒にやること自体気にくわない」
社会学者の古市憲寿氏が30日、フジテレビ系の生番組「とくダネ!」に出演し、9月入学についての持論を述べた。
前日29日、安倍晋三首相が衆院予算委員会で9月入学について「これくらい大きな変化がある中では、前広にさまざまな選択肢を検討したい」と、含みを持たせた答弁を行った。
番組では9月入学について、尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏、元衆院議員の金子恵美氏らが討論。
「学校が例えば4月入学式で全員が同じカリキュラムを1年間一緒にやるということ自体がそもそも気にくわない人間」という古市氏は「高校以下も大学みたいに4月入学9月入学両方あってもいいし、そもそもみんなで同じタイミングで卒業とかってことも別に考えなくていいってふうに僕は思うんですけど」と主張した。
その上で「ただ、果たして日本がそんなにふうにラジカルに変われるかっていうと、その点ちょっと難しそう」と、日本に大きな変化は期待薄だとも指摘していた。