感染の赤江珠緒「あのままにしていたら…怖い」 自宅療養から11日目に入院
新型コロナウイルスに感染したフリーアナウンサーの赤江珠緒が29日、出演を見合わせている、TBSラジオのレギュラー番組「たまむすび」(月~金曜、後1・00)にメッセージを寄せ、レントゲン再検査で肺炎と診断され、先週から入院していることを明かした。赤江は18日に陽性と確認され、2歳の娘がいることもあり、自宅療養を続けていた。
“両親が罹患した場合、子供はどうするのか”と問題提起していた赤江。15日の発症後、連日37度5分くらいの発熱が続き、「当初は味覚障害と多少の胸の痛み、せきはあったものの、レントゲン検査で肺炎症状も見られず、血液検査もさほど悪い数字ではない『軽症』」という診断だった。
「報道ステーションのチーフディレクターである夫は11日に発症し、15日に陽性確認。高熱で入院し、「一時は重症化し、深刻な事態」になったが、回復。すでに退院したという。
赤江は感染後も、「娘と過ごすため」に、連日の発熱を「解熱剤でしのいでいた」と告白。「子供がいると昼間に寝るのは不可能。きつい状態でした」と振り返った。
その後、医師の勧めで改めてレントゲン検査と血液検査をした結果、肺炎と診断され、発症11日目から入院となったという。
軽症者が入院すれば医療崩壊を招くとの思いなどから「もう少し様子をみるか」と自宅療養を続けた結果、病院に行かず、悪化していることにも気づかずにいたことに「あのままにしていたらと思うと少し怖い」と告白した。
赤江は「自宅療養中の人や軽症の人が「医療崩壊を避けるためにまだ入院は」と躊躇(ちゅうちょ)しているのではないか、と話し、「10日を境に悪化するケースも頻発しているそうです。実際に私がそうだったのですが、改善しているのか、悪化しているのかを自分で判断をするのはかなり難しいというのが実感です。ですので、軽症の方も数日後に再び肺の検査を必須に出来るような体制ができないだろうか、そうすれば救える命も増えるのではないかと思いました」と自らの経験をもとに、話していた。
