孫正義氏 大量消毒液が入手可能も認可に1年「他国に行きます」 制度に怒る声相次ぐ

 ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長が19日、ツイッターに、新型コロナウイルス対策支援のため大量の消毒液が入手可能となったが、認可手続きが長期に及ぶため、他国に流れると投稿した。

 孫氏は前日に、医療用顔面シールドや医療用メガネが大量入手できるかもしれないとツイートし、これに面識がなかった大阪府の吉村洋文知事から買い取りの要望が入り、交渉が即決していた。

 さらにこの日未明に「医療用防護服も100万枚くらい入手出来るかもしれません!!たった今、前進しました!!これから詳細を確認します」と伝える一方で、「実は消毒液も大量に当方で入手可能なのですが日本の許認可手続きに一年くらいかかるそうで入荷出来ません。とても残念です。それらは全て米国やEUその他の国々に行きます」と投稿した。

 この投稿には「その制度!なんとかならないのでしょうか?」「どうして、日本はこうもいろいろな制約が多いのでしょう」「認可が人を見殺し」と、納得がいかないコメントが相次ぎ、「官邸よ、これ見て動いてくれ!!」と対応を求めるコメントも相次いでいる。

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