生稲晃子 横浜市の“口止め”に声震わせ「こういうことされたら、恐怖しかない」

 横浜市内の保育園で、保育士が新型コロナウイルスに感染した事実を、市が園側に対し、保健所の調査後まで保護者に伝えないよう要請した問題が波紋を呼んでいる。1児の母でもある女優・生稲晃子(51)は15日、フジテレビ系「直撃LIVE グッディ!」にリモート出演。「こういうことをされてしまったら、本当に恐怖しかない」と声を震わせながら語った。

 問題となっているのは、横浜市内の保育園で勤務する20代の女性保育士の感染が8日に確認されたが、市は園側に対し、混乱を回避するためとして、9日の保健所の調査後まで保護者に伝えないよう要請したという。

 園側は9日、保健所の調査前に保護者にメールで伝えた。

 生稲は「調査結果を待ってる間にどれだけ多くのお子さんやお母さんに広まってしまうか考えたら、とっても怖くなりますよね。保育園に小さな子供さんを預けてるお母さん、自分なんかもそうですけど、学校に子供を預けてるお母さんは、みんな市、街、学校、保育園を信じて預けてるのに、こういうことをされてしまったら、本当に恐怖しかないんですね。この保育園はちゃんと発表してくれました。もし、市の言うことを聞いて黙ってたら、この保育園の存続にも関わってくるんですね。こういうことはあってはならない」と声を震わせながらコメントしていた。

 安藤優子キャスターは「こういうこと…人災になりますよね」と厳しい口調だった。

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