ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長が１１日にツイッターを更新し、世界最大のマスクメーカーと提携し、マスクを月に３億枚提供すると投稿した。「無利益」としている。

　孫氏は「出来ました。世界最大マスクメーカーＢＹＤ社と提携し、ＳＢ用製造ライン設立。５月から納品、月産３億枚　（医療用高機能Ｎ９５を１億枚、一般用サージカルを２億枚）」とソフトバンク専用の生産ラインを設けて生産することを明かした。「政府マスクチームと連携を図り、医療現場をはじめ、一人でも多くの人々にＳＢは無利益でマスクを供給します」としている。

　孫氏は１１日に投稿で「現在の日本ではどのくらいマスク不足は深刻なんだろうか？」と現状を憂える投稿。「医療現場で毎日戦っておられる皆さん、そして介護施設やその他休む事が出来ずライフラインを支える為に頑張っている皆さん、マスク不足の現状を教えて下さい」と求めた。