生田斗真主演「俺の話は長い」の金子茂樹氏に向田邦子賞
優れた脚本家に贈られる第38回向田邦子賞の選考会が7日、東京・渋谷で開かれ、日本テレビ系で昨年10月クールに放送された俳優・生田斗真(35)主演ドラマ「俺の話は長い」を執筆した金子茂樹氏(44)に決定した。
金子氏は2004年「初仕事納め」で第16回フジテレビヤングシナリオ大賞を受賞し脚本家デビュー。主な作品に「プロポーズ大作戦」、「きょうは会社休みます。」などがある。
今回の受賞に「脚本家になって15年、いつかホームドラマを書きたいと思っておりました。その夢が叶い、さらにこのような素晴らしい賞を頂けるなんてボクは幸せ者です」と、喜びのコメントを寄せた。
選考委員は池端俊策(スケジュールの都合で不参加)、冨川元文、大石静、岡田惠和、井上由美子の各氏。受賞理由は次の通り。
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医療モノ刑事モノが多い中、こうした日常の素材で楽しませてくれたことは、改めて、それがドラマの大切な要素だと感じました。展開(筋立て)に頼るエンターテインメントではなく人間の描写で楽しませ、ニートと不登校を、ごく日常のこととして面白く描いていく感性は秀逸。作家の人生観が出ている魅力的な脚本になっていると思います。1時間枠2本立ても新鮮で、エンタメ性、物語性、作家としてのチャレンジ、そうしたことのバランスも良く、光彩を放つ作品に仕上がっています。
