テレビ東京は７日、新型コロナウイルスの感染拡大からこの日にも緊急事態宣言が発令されることを受け、改めて社員及び、関係者の安全と感染防止を最優先する実施策を発表した。同局はテレビ東京ホールディングスの２０代男性派遣社員が新型コロナウイルスに感染したことを公表し、３日から１週間をめどに在宅勤務強化、全社員の２割程度の出社などの体制を取っている。

　発表した文書には緊急事態宣言発令を機に実施する項目を掲載。

　すでに行っている在宅勤務、報道社員を除く社員２割程度の出社で放送事業を継続していくこと、出社社員には時差出勤、フレックスタイム制などの利用、テレワーク会議やメールを使っての情報共有で３密を避ける働き方を実施すること、番組制作は、感染リスクを防ぐのが難しい大規模なロケ、収録、街頭インタビューを原則中断するとした。