Foorin新津ちせ 初主演映画は「無我夢中」…「君の名は。」新海監督娘

 昨年、「パプリカ」で日本レコード大賞を獲得し、NHK紅白歌合戦にも出場したFoorinのメンバーで子役の新津ちせ(9)が初主演した映画「駅までの道をおしえて」が22日にDVD、ブルーレイ化されるのに合わせて、このほど新津がデイリースポーツなどに映画の思い出や近況を語った。

 映画は直木賞作家・伊集院静氏の同名小説が原作。いなくなった愛犬ルーを探す少女サヤカ(新津)が、原っぱで出会った犬ルース、ルースが暮らすジャズ喫茶のマスターで、かつて幼い息子を亡くしたフセ老人(笈田ヨシ)と出会い、心を通わせていく物語だ。

 初めての主演映画とあって「撮影の時は無我夢中」だったという新津は「とにかく、いっぱい食べて、ずっと元気でいるように心がけていました。おかげで、一度も風邪をひいたり体調を崩したりすることはありませんでした!」と回想。「たくさんの方に支えていただいて、映画の中でサヤカとして生きることができました」と笈田ら共演者、スタッフに感謝した。

 サヤカ役はオーディションで獲得。クランクイン前から「ルーと一緒に暮らし始めました。生活ぜんぶが、サヤカになるための時間でした。小学1年生と2年生の時に撮影したのですが、たくさんの季節行事をルーとともに経験しました。七五三も、初詣も、お花見も、ルーと一緒でした!」と、ルーとは一心同体だった。

 先日、ルー、そしてルース役のミノルカの2匹と再会。「久しぶりに会いに行って、一緒に外で遊んだんです!相変わらず元気でかわいくって、目いっぱい原っぱを走り回って、本当に楽しかったです!!今、ルーとミノルカは、優しい飼い主さんのもとで2匹一緒に仲良く暮らしています」と報告した。

 映画の後は、Foorinで社会現象を巻き起こした。Foorinは3月24日に放送されたNHK総合「みんなの卒業式」で、新フォーメーションによるダンスと白をテーマにした新衣装を披露したばかり。「この春から、とってもかわいい新衣装になりました!ダンスも新しくなり、これまで以上に皆さんに楽しんでいただけたらうれしいです!」と演技のみならず、Foorinの活動にも意欲的だった。

 DVD、ブルーレイはアマゾン限定発売となり、2日から予約開始。TSUTAYAでは22日から先行レンタルされる。

 新津は大ヒットアニメ「君の名は。」などで知られる新海誠監督の娘。

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