新型コロナウイルスと闘った志村けんさんが３月２９日夜、亡くなった。公式ブログは２月１３日の投稿が最後となったが、コメント欄には追悼メッセージが多数寄せられ、ファンらが追悼と感謝を伝える“お別れの場”となっている。

　１日夜、フジテレビで「志村けんさん追悼特別番組　４６年間笑いをありがとう」が生放送された。加藤茶（７７）、仲本工事（７８）、高木ブー（８７）のザ・ドリフターズの３人が生出演。志村さんに肉声でメッセージを送った。

　コロナ感染のリスクへの懸念もあり、通夜・告別式は親族のみで執り行われる。「お別れ会」については、所属のイザワオフィスが同日、「新型コロナウイルスに関連する一連の状況が収束したのち」に開催すると公式サイトで発表した。

　最後のブログには千鳥、加藤綾子、小島瑠璃子ら番組収録で一緒だった人たちとの笑顔の写真が並んでいる。コメント欄は閉鎖されず、そのままになっていることから、１日午後１０時現在、４０００件を超えるメッセージが届いている。

　「追悼番組なのに爆笑しました。途中で、笑い泣きがいつの間にか号泣になってしまいました。ありがとうございました」「大好きでした。涙が止まりません。たくさんの笑いをありがとうございました。」「今日の追悼番組、見ましたよ。面白くて、でもやっぱり涙が出ました。ゆっくり休んでくださいね」「皆をたくさん笑顔にしてくれて、ありがとうございます」「追悼番組、見させて頂きました！（中略）本当、けんさんはみんなの中で生きてます！！」「追悼番組見ました。コロナのニュースばかりで気が滅入っていた所に、久しぶりに大笑い出来ました！」などのメッセージが多数寄せられている。