南紀白浜空港に「加熱式たばこ専用喫煙室」国内空港初の試み

 和歌山県の南紀白浜空港は31日、4月1日の改正健康増進法全面施行に合わせ、ターミナル内に設置する「加熱式たばこ専用喫煙室」の事前公開を行った。

 同増進法は、多くの人が利用する施設では一定の場所をのぞき屋内での喫煙を禁止。受動喫煙を生じない配慮が求められる。これを受けて同空港は、国内での空港では初の試みとして、空港ターミナル内を「紙巻きたばこ全面禁煙」とし喫煙所をすべて加熱式専用に変更。「煙のない空港」として快適な空間を提供する。

 新喫煙所は、南紀らしいリゾート感あふれるデザインで、空港の岡田信一郎社長(48)は「今回のリニューアルでリゾート白浜らしさを感じてもらえる」とアピールした。また、今回の加熱式専用喫煙所の設置には、企業ビジョンに「煙のない社会」を掲げるフィリップモリスジャパンが全面協力。同社の高橋宏マネジャーは「これからも喫煙者と非喫煙者が共存できる環境作りに務めていきたい」などと語った。

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