マスオさんの声・増岡弘さん死去、83歳 声優仲間が惜別「どうぞ安らかに」

 声優・俳優の増岡弘さんが21日午前2時53分、直腸がんのため死去したことを26日、所属する俳協が発表した。83歳。フジ系「サザエさん」のマスオさんや日本テレビ系「それいけ!アンパンマン」のジャムおじさん役と、国民的アニメに長年出演してきた。葬儀・告別式は近親者で行った。喪主は妻明子(あきこ)さん。お別れ会は「故人の意思により、執り行わないことと致しました」としている。          

 マスオさんやジャムおじさんの温かみがあって、少しとぼけた声で親しまれた増岡さんが、天国へ旅立った。所属した俳協は「令和2年3月21日(土)午前2時53分、病気療養中のところ直腸がんにより永眠いたしました」と報告した。

 増岡さんは、東京芸大を中退後、文化学院を卒業。1961年に俳協に所属し、アニメ「狼少年ケン」で声優を務めたのを皮切りに、「ウルトラQ」「名探偵ポワロ」など、アニメや海外ドラマの吹き替えで活躍した。

 中でも「サザエさん」ではサザエさんの夫、フグ田マスオ役を78年6月11日の放送から担当。約41年にわたり務めたが、高齢を理由に19年8月18日放送分で降板した。「アンパンマン」のジャムおじさん役も、88年から19年8月まで出演した。

 フジ系「有吉くんの正直さんぽ」のナレーションは亡くなる直前まで出演。同局は本紙の取材に「今後は未定」としている。

 増岡さんの後を受けてマスオを演じる田中秀幸は「優しい笑顔、楽しいお話し、穏やかなお人柄。全部ずっと覚えています。どうぞ安らかにお眠り下さい」としのんだ。

 「-アンパンマン」のメロンパンナ役のかないみかは「大好きな師匠。いつも優しくて休憩時間のおしゃべりが楽しくて」と述懐。バタコさん役の佐久間レイは「32年間 隣の席で自然の美しさに心を開き 人生を喜んで生きる事の大切さを教えて下さいました 『おいしくなぁれ』と想いを込めて声を合わせる楽しさ、忘れません」と別れを惜しんだ。

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