矢沢永吉 ツアー全公演中止「と同時に頑張りましょう。ヨロシク」 相次ぐイベント中止

 ロック歌手の矢沢永吉(70)が、4月21日から開催予定のツアー「E.YAZAWA “ROCK MUST GO ON” TOUR -EXTRA- 2020」を全公演中止することを26日、発表した。公式サイトでは「新型コロナウィルス感染拡大の状況を受け」、「ご来場される皆様および開催地にお住まいの皆様の健康と安全を第一に鑑み」と説明した。

 矢沢はインスタグラムに投稿した動画で「どうにか4月頃には、終息してくれるんじゃないか、終息してほしい、そういう思いだけを持ちながらですね、待ちました」と告白。

 「今は、みんなで一緒になってですね、この難局、大変な時期を乗り越えなきゃいけないと判断してます。また最高のステージをみんなと一緒に分かち合える日が来るように、頑張っていきたいと思います。正式にコンサートは中止、と同時に、頑張りましょうと言うために、僕が一言申し上げたいと思いました。ヨロシク」と理解を求めた。

 歌舞伎俳優・市川海老蔵主演の、オペラを迎えた歌舞伎公演で、東京五輪・パラリンピックに関連した文化プログラム「KABUKI×OPERA『光の王』」(4月18日、東京体育館)も中止が発表された。

 また、シネコン大手のTOHOシネマズが今週末、東京、神奈川、埼玉の全17劇場で営業を休止。高島屋は日本橋、新宿、横浜の3店舗を28、29日に休業。ファッションビル「SHIBUYA109渋谷」も両日休館。大規模複合ビル「渋谷スクランブルスクエア」も食品フロアを除き両日休館と、街のにぎわいが失われそうだ。

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