米倉涼子 3月末で事務所退社「新しい挑戦したい」と申し入れ オスカー一筋27年 

 女優の米倉涼子(44)が、27年間にわたって所属した芸能事務所「オスカープロモーション」を3月31日をもって退社することが24日、明らかになった。米倉はこの日、報道各社に送った書面で、今後について「これから、自分らしく頑張っていきます」と抱負を述べ、「新しい活動については、近日中にご報告をさせていただきます」とした。

 オスカーの古賀誠一社長はこの日、マスコミ向けの書面で「2020年3月31日をもって専属所属契約満了につき、円満に弊社を退社することになりました」と発表、「本年4月1日より、弊社から独立して再度女優として活動して参ります」と説明した。

 米倉は同じ書面で「右も左も分からない新人の頃から私を育てていただき、お仕事の機会を与えて下さり、ご指導を頂いたことに深く感謝しております」と、オスカーに謝辞を述べた。

 事務所関係者によれば、契約更新のタイミングで面談した際、米倉が「新しい挑戦をしたい。ずっと甘えてしまうので、独り立ちしたい」と申し入れ、27年間オスカー一筋で頑張ってきた米倉とあって、円満退社が決まったという。

 米倉は2012、17、19年に主演ミュージカル「シカゴ」の米ブロードウェイ公演を行っており、同関係者は米倉に「海外で活躍したいという思い」があるのではとした。

 米倉は1992年8月、第6回全日本国民的美少女コンテストで審査員特別賞を受賞し、同社モデル部に所属。99年6月30日に女優宣言し、「黒革の手帖」、「ドクターX~外科医・大門未知子~」、「リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~」など多くのヒットドラマに主演する日本屈指の人気女優となった。

 オスカーからは昨年12月に女優の忽那汐里(27)、今月11日にモデルのヨンア(34)が退社し、若手エースのタレント・岡田結実(19)も3月いっぱいでの退社が決定と、有名タレントの離脱が相次いでいる。

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