松竹芸能は２０日、所属のお笑いコンビ・チョップリンが３月末をもって同事務所を退所し、フリーで活動すると発表した。同事務所によると、メンバーの小林幸太郎（４４）と西野恭之介（４４）から「活動の幅を広げていくうえで、フリーとしてやっていきたい」と申し出があり、話し合いを行い承諾したという。

　松竹芸能からは、お笑いコンビ・ＴＫＯの木下隆行（４８）も１５日で退所している。同事務所は「時期がたまたまかぶっただけで、木下の退所とは関係がありません」と、一連の騒動とは無関係だと説明した。

　西野はこの日、公式ツイッターで「長きに渡り自由にライブやらせて貰いありがとうございました。今後も小林と共に頑張りますので、関係者各位、ファンの皆様、引き続き応援よろしくお願い致します」と退所を報告。小林も「３月末を持ちまして２１年お世話なった松竹芸能を退社する事になりました　本当に有難う御座いました！」などとした。

　チョップリンは、昨年１１月に開いたコントライブで文化庁芸術祭大衆芸能部門で優秀賞を受賞。記念ライブを３月２２日に大阪市のＤＡＩＨＡＴＳＵ　心斎橋角座で行う予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止になった。

　小林はツイッターで「コロナ収まるまでチョップリンのチャンネル開設したのでこちらで」と、ＹｏｕＴｕｂｅチャンネルの開設を告知した。